作ったもの
使い方
- DeepL Free Planに登録し,APIキーを取得する.Mathpixをインストールする
- Mathpixで英文サイト・論文などの翻訳したい箇所を読み取り,LaTeXコードを得る
- 作ったサイトにAPIキーを入力し,LaTeXコードをコピペする
- 翻訳実行を押す
使用例
対象とする英文
WikipediaのOrdinary differential equation(常微分方程式)の中の,特に数式と英語が混み合っている部分を例にとって翻訳してみます.
あなたはこれをすぐに読むことができますか?
そのままDeepLで翻訳してみる
試しにこの部分をDeepLにコピペして翻訳すると,以下のようになりました.
微分方程式が与えられると {displaystyle Fleft(x,y,y',\ldots ,y^{(n)}right)=0}{displaystyle Fleft(x,y,y',\ldots ,y^{(n)}right)=0} が与えられると、以下のようになります。 a function u: I⊂R → R (I は区間) は F の解または積分曲線と呼ばれ、 u が I 上で n 回微分可能であり
{displaystyle F(x,u,u',\ldots ,\ u^{(n)})=0quad xin I.}{displaystyle F(x,u,u',\ldots ,\ u^{(n)})=0quad xin I.}となるとき、Fの解または積分曲線を表す。 2つの解uがあるとき J ⊂ R → R, v: I ⊂ R → R, u is called an extension of v if I ⊂ J and
{u(x)=v(x)\quad xin I.\,}u(x)=v(x)\quad xin I.\ とすれば、uをvの拡張と呼びます。 拡張がない解を最大解という。Rの全てに定義された解をグローバル解と呼びます。
このような結果だと,さすがに自分で英語のまま読んだ方が早いですね.
今回のツールで翻訳する
それでは,今回作ったツールを使って翻訳してみます.まず,Mathpixで文章をLaTeXコードに変換します.
これはショートカットキー「Ctrl + Alt + M」または「Control + Command + M」で一瞬でできます.
これを本ツールにコピペして実行してみます.
数式をそのまま残しつつ,翻訳することができました!
作った方法
作った方法や他の方法との比較などはQiitaの記事にまとめました.
最後に
これで(自分も含む)英語を読むのが苦手・遅い理論系・数学系の人を救えます...
このツールが便利だと思った方は、Githubのリポジトリにスターをいただけるとモチベが上がります!